MB455
CREMAXの内蔵用のHDDケース。
5インチベイ3段分を使用して、3.5インチのHDDが5つ格納できます。
SATAII 300MB/s対応です。
http://www.cremax.com.tw
に登場してから国内に入ってくるのをずっと待っていたのですが、
ようやく入ってきたようです。
実は、米国で流通しているのを知って、個人輸入しようと
思っていたのですが、注文する直前に日本で売っているのを
見つけることができました。
国内で見つけた場所はツクモです。普通ですね。
店舗で販売しているかどうかは知りません。
国内代理店のキング・テックで取り扱ってるようなので、
キング・テック経由で取ってるところならば、発注できるのでは
ないかと思います。
ツクモでの値段は23,499円、納期は1週間でした。
型番は、MB455SPFです。
同様の製品で、MB810SKFというのは国内で広く出回っている
のですが、こちらは150MB/sまでのSATAです。
SATAだとマルチレーンという複数のHDDを1本のケーブルで
接続する方法もあるのですが、MB455もMB810SKFのどちらも
1台のHDD毎に1つのコネクタ(ケーブル)で接続します。
外箱。300x220x200mmくらい。
1個なら店で買って帰ってもいいですが、2個以上はちょっといやな
大きさです。
アルミ製なので結構軽量です。この手の製品はスチール製が
多いのですが、アルミの方が軽くて扱いやすくて良いです。
カタログだとHDDのツマミが赤いのですが、
これは青でした。
バックには8cm角のホットスワップ可能なファンが付いています。
HDDのコネクタはファンの右側に3台分、ファンの下側に2台分
あります。うち3台分はSATAの電源コネクタ付きで、残り2台分は
信号のみです。見ての通り5インチドライブによくつかわれる
4ピンの電源コネクタも2つ装備しています。
ファンを外したところ。
青いツマミを横に引くとアルミの取っ手が跳ね上がって
HDDトレイが引き出せます。
SATAはSCAみたいにリムーバブルケースにHDDのコネクタで
直付けできる規格なので、トレイにはコネクタは付いていません。
HDDを付けてみました。
ちなみに、トレイはアルミ製です。
裏返すとこんな感じです。
単にHDDにレールが付いただけなのが良くわかると思います。
今のSATAのHDDはちゃんと電源もSATA仕様ですが、
昔のSATAで電源コネクタがSATA仕様ではないものが
ありましたが、それらは使えません。
バックプレーンはこのようにコネクタが付いています。
ここに注意 †
2ヶ月ほど使ってみて気づいた点を挙げます。
・冷却性能があまり高くない
ファンは真ん中ではなくコネクタの都合で
片側に偏っています。そのため、ファンの裏側にある
3台はまだ良いのですが、コネクタ側の2台の冷却が
あまりよくありません。
うちではMAXTORのDiamondMax10を使っているのですが
結構熱くなります。
5台フルに積まない時は、3台までは1個おきに、
4台ならファン側3台と反対側に1台にするか
ダミーで適当なHDDか何かで埋めると良いと思います。
ファン側に空きをつくると冷却性能が極端に落ちます。
・コネクタが結構弱そう
SATAのコネクタを直接使うのですが、
バックプレーン側のコネクタが1台おかしくなってしまいました。
なるべく平行に入れるようにして、
無理な力をかけないようにしたほうが良いと思います。
「固いな」と思ったら要注意です。
ツッコミ募集中 †
- BLATT 2008-03-12 (水) 14:12:51
素晴らしいレポートありがとうございます。
参考になります。