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MB455

2017-06-20 (火) 23:23:54 (2473d)
15 Apr 2006-

mb455_5t.jpgfile拡大

CREMAXの内蔵用のHDDケース。
5インチベイ3段分を使用して、3.5インチのHDDが5つ格納できます。
SATAII 300MB/s対応です。

http://www.cremax.com.tw
に登場してから国内に入ってくるのをずっと待っていたのですが、
ようやく入ってきたようです。
実は、米国で流通しているのを知って、個人輸入しようと
思っていたのですが、注文する直前に日本で売っているのを
見つけることができました。

国内で見つけた場所はツクモです。普通ですね。
店舗で販売しているかどうかは知りません。

国内代理店のキング・テックで取り扱ってるようなので、
キング・テック経由で取ってるところならば、発注できるのでは
ないかと思います。

ツクモでの値段は23,499円、納期は1週間でした。
型番は、MB455SPFです。

同様の製品で、MB810SKFというのは国内で広く出回っている
のですが、こちらは150MB/sまでのSATAです。
SATAだとマルチレーンという複数のHDDを1本のケーブルで
接続する方法もあるのですが、MB455もMB810SKFのどちらも
1台のHDD毎に1つのコネクタ(ケーブル)で接続します。

mb455_1.jpg

外箱。300x220x200mmくらい。
1個なら店で買って帰ってもいいですが、2個以上はちょっといやな
大きさです。
アルミ製なので結構軽量です。この手の製品はスチール製が
多いのですが、アルミの方が軽くて扱いやすくて良いです。

mb455_2t.jpgfile拡大

カタログだとHDDのツマミが赤いのですが、
これは青でした。

mb455_3t.jpgfile拡大

バックには8cm角のホットスワップ可能なファンが付いています。
HDDのコネクタはファンの右側に3台分、ファンの下側に2台分
あります。うち3台分はSATAの電源コネクタ付きで、残り2台分は
信号のみです。見ての通り5インチドライブによくつかわれる
4ピンの電源コネクタも2つ装備しています。

mb455_4t.jpgfile拡大

ファンを外したところ。

mb455_6t.jpgfile拡大

青いツマミを横に引くとアルミの取っ手が跳ね上がって
HDDトレイが引き出せます。

SATAはSCAみたいにリムーバブルケースにHDDのコネクタで
直付けできる規格なので、トレイにはコネクタは付いていません。

mb455_8t.jpgfile拡大

HDDを付けてみました。
ちなみに、トレイはアルミ製です。

mb455_7t.jpgfile拡大

裏返すとこんな感じです。
単にHDDにレールが付いただけなのが良くわかると思います。

今のSATAのHDDはちゃんと電源もSATA仕様ですが、
昔のSATAで電源コネクタがSATA仕様ではないものが
ありましたが、それらは使えません。

mb455_9t.jpgfile拡大

バックプレーンはこのようにコネクタが付いています。

ここに注意

2ヶ月ほど使ってみて気づいた点を挙げます。

・冷却性能があまり高くない

 ファンは真ん中ではなくコネクタの都合で
片側に偏っています。そのため、ファンの裏側にある
3台はまだ良いのですが、コネクタ側の2台の冷却が
あまりよくありません。
 うちではMAXTORのDiamondMax10を使っているのですが
結構熱くなります。

 5台フルに積まない時は、3台までは1個おきに、
4台ならファン側3台と反対側に1台にするか
ダミーで適当なHDDか何かで埋めると良いと思います。
 ファン側に空きをつくると冷却性能が極端に落ちます。

・コネクタが結構弱そう

 SATAのコネクタを直接使うのですが、
バックプレーン側のコネクタが1台おかしくなってしまいました。
 なるべく平行に入れるようにして、
無理な力をかけないようにしたほうが良いと思います。
「固いな」と思ったら要注意です。

ツッコミ募集中

  • BLATT 2008-03-12 (水) 14:12:51
    素晴らしいレポートありがとうございます。
    参考になります。

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