証明写真
概要 †
最近はデジタル不可というケースは見かけなくなりましたので、安く証明写真を作ってみます。
少し時間をかければ、見た目は写真屋の品質で作れます。
固めの証明写真を作るときに、スーツを着て出かけなくてもいいというのも利点の一つです。
自宅でデジカメで撮って、コンビニで印刷します。
サイズは自由に作れて、L版(2.5x3.5だと8枚取れます)で 30円。
詳細 †
・撮影
カメラ自体よりもライティングの方が重要です。
顔や身体に影が出ないようにします。背景は影が出ないほうが楽ですが、出ても後で修正できます。顔に影が出ると修正が面倒です。
うちの場合は、風呂場で室内照明(LED昼白色)とカメラ内蔵のフラッシュと外部ストロボで撮ります。
ユニットバスなので、結構いい具合に拡散します。
外部ストロボは背中側から背景に発光して、影を消します。
メモ
焦点距離 40mmくらい(35mm換算 64mm)
・印刷
家庭用インクジェット、レーザープリンタは、品質的にも問題がある上に、たまに印刷するくらいだとコストパフォーマンスが悪いので避けます。
街角の証明写真は、昇華型です。古い機械だと割と性能が悪いです。
コンビニの多機能コピー機も写真に関しては昇華型ですが、機械の入れ替わりが早いので、そこそこの性能です。
それ以上の性能だと、写真屋にデータを出せば出来ます。ただ、証明写真だとそこまで必要なことはありません。
ここでは、手軽にコンビニを使います。L版で30円で印刷できます。
証明写真モードというのが付いているケースがありますが高いので、自分でサイズ調整してL版で印刷します。
・プリンタの確認
以下は、今、ローソン・ファミマに入っている、シャープのMX-3610DSでの結果です。
まず、グリッドだけの画像で実際に印刷されるサイズを確認しました。
L版に対して、2.1%〜2.6%くらい拡大されます。
はみ出し 長辺合計 2.69mm、短辺 2.29mm
L版のケースです。おそらく2L版だと多少異なります。
3000x2100で作成した画像の場合、
長辺 0.0432mm/pixel、短辺 0.0434mm/pixel
・カット
参考:
- カッティングマット
OLFA A4 - カッター
OLFA細工カッター
刃が30度です。切りやすいです。
刃の出口を少し潰して、ギリギリ通る幅に加工しておくと、刃がぶれなくて良いです。 - カッティング定規
STEADLER 962 08-20
カッティング用方眼定規です。証明写真のカットにはちょうどよいサイズです。
カールのDC-95Nというディスクカッターも使ってみましたが、まっすぐ正確な寸法で切るのは難しいです。
サイズ調整用画像 †
これを出力するとだいたい1グリッドが1mmになります。